建設会社はネット銀行だけでいい?信用金庫と取引する意味
振込手数料の安さや利便性から、メインの口座をネット銀行だけにしている工事店も増えています。日常の資金移動には便利な一方、融資の相談という場面では、地域の信用金庫と付き合う意味が別にあります。
この記事の要点
・ネット銀行は手数料や利便性に強い一方、対面での融資相談には強みがありません
・信用金庫は地域密着型で、事業の実態を見て融資を判断してくれる傾向があります
・両方を使い分けることで、それぞれの強みを活かせます
振込手数料の安さだけを基準にすると、ネット銀行だけで十分に思えます。
ただ、資金調達という場面では話が変わってきます。
ネット銀行と信用金庫、それぞれの強み
ネット銀行は、振込手数料の安さや24時間取引できる利便性が強みです。
一方で、担当者と顔を合わせて相談する窓口は基本的になく、融資の審査も画一的な基準で進むことが多くなります。
信用金庫は、地域の中小企業を支援することを目的とした金融機関のため、決算書の数字だけでなく、事業の実態や将来性まで見て融資を判断してくれる傾向があります。
現場で実際に起きていること
・ネット銀行だけで、いざ融資が必要になったときに相談先がなかった
・信用金庫の担当者が現場を見に来て、事業の実態を理解した上で融資を検討してくれた
・地域の工事案件の情報を、信用金庫経由で紹介してもらえることもある
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地域の信用金庫との付き合い方、参考になる話があります。
① 日常の資金移動はネット銀行、融資相談は信用金庫
普段の振込や入出金はネット銀行の手数料の安さを活かしつつ、まとまった融資や事業相談は地域の信用金庫を窓口にする、という使い分けが現実的です。
② 借りていなくても定期的に顔を出す
信用金庫は関係性を重視する傾向があるため、借り入れの予定がなくても定期的に決算報告や近況を伝えておくと、いざという時の相談がスムーズになります。
まとめ
手数料の安さと、相談できる窓口の有無は別の価値です。
どちらか一方に絞らず、それぞれの強みを使い分けることをおすすめします。
