AIで社内システムを作って分かった、
要件定義だけでは決められないこと
AIを使えば、要件を伝えるだけである程度の画面や機能ができあがります。ただ、StoneMileが自社の出面管理アプリを作る中で実感したのは、要件定義の段階では見えていない不便が、実際に触ってみて初めて見つかるということでした。
この記事の要点
・最初にAIが作った画面は、要件としては間違っていなくても、実際の操作感には課題がありました
・毎日繰り返す作業ほど、一つの手間の積み重ねが大きな負担になります
・要件書を読むだけでなく、実際に何度も操作してみることが欠かせません
要件通りに動くものと、使いやすいものは別
最初にAIが作った出面の入力画面は、日付を一度開いてからその中身を入力する、という一般的な流れでした。要件としては間違っておらず、機能としても正しく動きます。
ただ、実際に使うことを想像すると、少し面倒に感じる作りでした。
一回の面倒ではなく、毎日の面倒として考える
一回だけの操作なら、大きな問題ではありません。ただ、職人が毎日使い、それを毎月繰り返すとなれば、一つの画面移動でも積み重なります。
要件定義の段階でこの「積み重ね」を想像するのは簡単ではなく、実際に触ってみて初めて気づくことが多くありました。
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触ってみて直したこと
StoneMileの出面アプリでは、日付を横にスクロールしながらその場で入力できる形に変更しました。「1日」「半日」「休み」「前回と同じ」という操作で完結し、保存後はそのまま翌日の入力に進めます。
元請けや現場名も選択式にしました。どれも大きな機能追加ではありませんが、実際に触らなければ気づけなかった修正です。
要件定義の後にもう一段階必要な理由
要件を伝えてAIに作らせるだけでは、業務システムとしての完成度には届きません。実際に自分で何度も操作し、毎日使うつもりで違和感を確認する工程が必要です。
社内システムをAIで作るときは、要件定義を終えたら終わりではなく、触って直す工程まで見込んでおくことをおすすめします。
