DX・AI活用
2026.09.19 公開
職人の単価変更で過去の請求額まで変わる?
業務システムで注意したいデータ設計
職人の単価は、時期によって変わります。StoneMileの出面管理システムを作る中で気をつけたのが、単価を変更したときに、過去のデータまで書き換わってしまわないようにすることでした。
この記事の要点
・単価は「現在の値」として保持するだけでは、過去の請求額が後から変わってしまう危険があります
・出面ごとに、その時点の単価を記録として残す設計が必要です
・こうしたデータ設計の問題は、要件定義の段階では見落とされやすい部分です
単価変更で起こり得る問題
単価をシステム上の一つの値として保持していると、単価を変更した瞬間に、過去に計算済みだったはずの請求額まで新しい単価で再計算されてしまうことがあります。
過去の記録は、当時の単価で確定していたはずのものです。それが後から変わってしまうと、過去の請求書と実際の計算が食い違う事態になります。
出面ごとに単価を記録する
StoneMileの出面管理システムでは、単価を変更しても、過去の出面金額まで変わってしまわないように設計しています。出面のデータには、その時点の単価も一緒に記録として残しています。
AI活用の工夫、無料ルームで情報交換しませんか
自社ツール開発の裏側や失敗談も、現場交差点の無料ルームで共有しています。
見落とされやすいデータ設計
この問題は、画面や機能の要件だけを見ていると気づきにくい部分です。実際に「単価を変えたら過去の請求書はどうなるか」を考えて初めて見えてきました。
業務システムのデータ設計で確認したいこと
単価や条件が時期によって変わる項目については、「現在の値」だけを持つのか、「その時点の値」を記録として残すのかを、開発前に必ず確認しておく必要があります。
この記事をシェア
X
LINE
リンクをコピー
