建設会社が自社専用システムを作る
メリット・デメリット
StoneMileでは今回、出面管理を自社専用のシステムとして作りました。実際に作ってみて感じたメリットとデメリットを、正直に整理しておきます。
この記事の要点
・最大のメリットは、自社独自の業務ルールをそのまま仕組みにできることです
・一方で、サーバー管理や権限設計など、画面制作以外の負担も発生します
・「好きなデザインにできる」ことよりも「自社のやり方を再現できる」ことの方が価値は大きいと感じました
メリット:自社独自のルールをそのまま仕組みにできる
StoneMileには、特定の条件で加算する「面倒見手当」という社内ルールがあります。同じ日・同じ現場に他の職人が入っている場合に、その人数に応じて手当を計算する仕組みで、職人への支払には加算するが、元請けへの請求には加算しない、という条件もあります。
こうした一般的な勤怠管理ソフトでは処理しにくいルールも、自社専用システムなら整理してそのまま計算に落とし込めます。自社システムを作る価値は、デザインの自由度以上に、この点にあると感じています。
デメリット:画面制作以外の作業が発生する
今回も、サーバーへの設置、ドメイン設定、SSL、ログイン、アクセス権限、データ保存、バックアップなど、画面制作以外の作業が発生しました。
職人が現場からスマートフォンでアクセスする以上、社外から利用するシステムとして、誰がどのデータを見られるのかまで考える必要があります。
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デメリット:使い続ける前提で作る必要がある
新しい職人が入る、単価が変わる、パスワードを忘れる。こうしたことは普通に起こります。職人の追加や利用停止、単価変更、パスワード再発行といった機能も、後から必要になりました。
こうした機能は地味ですが、業務システムでは重要です。作る瞬間より、使い続ける時間の方が圧倒的に長いためです。
総合的にどう考えるか
自社専用システムは、自社の仕事のやり方をそのまま仕組みにできる一方、運用・保守・セキュリティといった負担も自社で背負うことになります。
目先の使いやすさだけでなく、この両面を理解した上で判断することをおすすめします。
